前回からのつづきです。
なぜ、わたしが鉱物術のエネルギーについてのインスピレーションを
メロディクリスタルワークを通して、気づいたのか・・・・。
その根本に、「イシス」の存在がある、ということ。
では「イシス」とはいかなる存在なのか?
そして、イシスを女神として崇めていたエジプトが
なぜシリウスからの情報によって
国としての文明を築き発展させていったのか・・。
そのことについての考察を書き表した過去のミカエルブレイズ の記事再掲のつづきです。
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“イシュタル…イナンナ。
私にとって、イシュタールと言う言葉はかなり若い頃から
「なにか遠い記憶」を感じさせる言葉のひとつでした。
イナンナ(Inanna)はシュメール神話の金星の女神で、
ウルク文化期(紀元前4000年-紀元前3100年)から
ウルクの守護神として崇拝されていたことが知。その名は「天の女主」を意味するとされ、
アッカドでは「イシュタル」と呼ばれた女神…。
過去のわたしのイシスに関する文章から引用した情報では以下のような文献があります。
『太女神…シュメール名をイナンナ(=古代メソポタミアのイシュタル)といい、
性愛、戦、金星の女神。日本神話においては国土を産みだした地母神イザナミに相当する。
実際、「イザナギの冥界下り」はこの話を下敷きに書かれたもので、随所に同じ構図が伺える。
アヌの娘であるイナンナの正式な配偶神は存在しないが、多くの愛人(神)がいたことが知られ、
王を全て自らの夫としていたともいうが、これは王者となる男性は恋人としての女神から
大いなる神の力を分け与えてもらうという思想から来ている。
神殿寄進者に神の活力を授ける性交渉を行う風習が古代メソポタミアにはあったのですが、
イナンナはこの巫女(神殿娼婦)にもつながってくる。
この特定の夫を持たないイナンナが種となる夫がいない「聖母マリア」の原型なのでしょう。そ
して、更にこの母系社会を根底にして国家体制としていたのが古代日本の「巫女制」ではないか…』
『 太女神は紀元前7千年紀のアナトリアの村では女神の三相を表す、
「うら若き少女(妙齢の処女)」・「成熟した母親」・「老婆」の3つの姿が描かれ
三相一体で表現されています。
これは「創造主」・「育成主」・「破壊主」が本来の意味。「過去→現在→未来」、「生→死→再生」としても
語られるようになっていった。後にこれらは男性優位社会で「父(神)-子(イエス)-精霊」の「三位一体」に
取って替わられたのでしょう。
またイナンナは金星を司る女神であることから、ローマ神話のヴィーナス(ウェヌス)、
ギリシャ神話のアフロディテ、地中海世界の豊穣の女神・アスタルトとして登場しているが原型は
全てイシュタルに帰される。
以上から、「エヴァ=パンドーラー=ヴィーナス=アフロディテ=アスタルト=イナンナ=イシュタル=聖母マリア」ということが分かる。
カソリック教会がいくら「父と子と精霊」の三位一体の教義ドグマを押し付けようが、
地母神信仰である「聖母マリア信仰」を根絶出来得ない理由がここにある。
7つ首の緋色(濃く明るい赤色。深紅色)の獣に乗り、紫と赤の衣をまとった女性「大淫婦バビロン」は、
地上の忌むべき者や売春婦達の母たる者とされ、 グレート・ハーロット(大淫婦)とも呼ばれるように、
神殿売春婦の元締めの神・イナンナ(イシュタル)を示していることは明白。
※註 大淫婦バビロンを、別名「緋色の女」ともいう。
つまり、聖母マリアこそが大淫婦バビロン。ゆえに『聖母マリアの少女時代』において、
マリアが「赤い翼」を持つ少女として描かれているのだ。
更にこの「緋色の獣=赤い竜(レッドドラゴン)」は、これはバアル(蚩尤)が蘇ったフェニックスのこと。
7つの頭で「7つの禍」を暗示させている。赤い竜は神の計画によって千年底なしの深淵で鎖につながれており、
ルシファーのことだとも言われる。
ちなみに、聖母マリアの裏の顔が大淫婦バビロンであっても、そ
れは悪魔の宗教「キリスト教」側から見た敵対者であることから、「大淫婦」と貶められているだけのことであり、
完全な悪を示すわけではない。
知識、科学、技術...等を重視する男性原理優勢の「智慧の木」側に対極である
生命、愛を重視する女性原理優勢の「生命の木」側の使徒という認識』
これらの情報をすべて集約すると…
太女神はシュメール名をイナンナ(=古代メソポタミアのイシュタル)といい、
性愛、戦、金星の女神。日本神話においては国土を産みだした地母神イザナミ。
そしてイナンナ=イザナミ=聖母マリア=イシスとつづく…というわけです。
そう…イシスはマリアであり、イザナミであり、イナンナであるということ。
つまり、すべての女神のシンボルであるということ。
権力者たち、王たちは、真のパワーをやはり女神、そして太陽神の結婚…
つまり陰陽のエネルギーの統合から受け取ることを意図していたのでしょう。
では…その陰陽エネルギーとシリウスとはどうつながっていくのか ?
「権力者たち、王たちは、真のパワーをやはり女神、そして太陽神の結婚…つまり
陰陽のエネルギーの統合から受け取ることを意図していたのでしょう。
では…その陰陽エネルギーとシリウスとはどうつながっていくのか…」
というところまで書きました。
シリウスとイシス、そしてラーの関係性について書くところまで
やっと来たわけです。
スピリチュアルな世界では「シリウス」という言葉は独特の意味合いを帯びています。
具体的な情報はわかっていなくても、なぜか、たくさんのひとたちが
シリウスという言葉に反応してしまうのをわたしも
数限りなく目撃してきました。
そして、その「理由なき反応」について、
長い間、いろいろと調べてきました。
そもそももう20年近く前にわたしがチャネリングという感覚に
自覚的になり、それから独自の方法で瞑想を探究しチャネリングを
スタートして、最初につながつたのがアーキエンジェル・マイケルであり
プレアデスのガイドでした。
チャネリングと言うと、拒絶反応を起こすように否定するひとたち
ハナからバカにするようなひとたちはたくさんいますが、
わたし自身は自らの体験からチャネリングというのは
もともと人類があたりまえにもっていた感覚だと感じています。
それがどういうわけかその感覚器官が閉じられてしまっただけ
なのだとおもいます。
そうでなかったら、チャネリングという感覚器官がもともと人間になかったら
そもそも長い歴史をもつ神話や宗教はそもそも存在していなかっでしょう。
だれもが「神」と対話し、啓示を受け取っていた時代が
確かにあったのです。ゆえに信仰が生まれたと考えたほうが
納得がいくでしょう。
そもそもとても偉大で崇高だと信じている神々、あるいはそういった存在も
すべて我々が信じているような完璧な存在ではない…
というインスピレーションもうけています。
もちろん現在の我々の感覚器官でとらえる次元からすれば
はるかに高次の意識に達しているのでしょうが…。
つまり多かれ少なかれ、宗教的体験の原型はチャネリングによる啓示や天啓、預言によるものであり、
もしその感覚器官が我々になかったのなら、宗教自体がそもそも
まったく存在しなかったということになるのだとおもいます。
その後、あたりまえのチャネリング感覚器官は、カトリックやイスラミック、
そして仏教といった権力の傘下に統合されてたことで封印されてしまったのでは
ないか…ともおもうのです。
そんなわけでわたしがずっとつづけてきたチャネリングワークのなかで
プレアデスのガイドは、そもそも人類は地球に移民してきた多様な知的生命体の
高度な遺伝子技術で、類人猿との遺伝子操作により創造されたのだという
話を聞いたことがありました。
そして…その遺伝子技術の高度な技術を有していたのがシリウス系の存在たちだった
ということでした。
ゆえにわたしたち人類という種にとってシリウスとは、
創造主であるともいえなくはない…わけです。
ゆえに強固なシリウス信仰がわたしたちの潜在意識レベルから流れているのだと
考えれば辻褄があうわけです。
では、なぜ、シリウス信仰が女神イシスと太陽神ラーの
エネルギーの統合というテーマが主題となってくるのか…という点です。”
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さらにまだまだ続くのですが、かなり長くなってしまったの
再びここで一旦区切って、
次につづきます。