シャングリランズ

潜在意識増殖学の過去・現在・未来 vol.28

「潜在意識増殖学の過去・現在・未来」では
これまでわたしがFacebookにUPしていたメッセージを、
エッセイとして少しずつブログにUPしています。
どうぞよろしくお願いします。

​☆、。・★ ☆、。・★

わたしはなぜ、いまここにいるのか?


ひとがひとである出発点は

すべて、この問いから始まる。

自己存在理由への探究心である。

レーゾンデートルとはよく言ったものだ。


はたしてひとは闘争と搾取まみれの歴史の営みの中で

このこたえに到達できると思っているのだろうか?

到達できないゆえに

思考のゲームをただ無駄に楽しんでいるだけだろうか。


ゆえにひとは神を模造、権威を偽造し、すがるのだ。


ほとんどの宗教は

この人が人たる所以となる原初的かつ哲学的(笑)疑問に対して

もっとも安易な答えを用意するとても麻薬的なシステムだろう。


神という架空の設定を中心軸に据えることで

自我意識がその中心軸につながりぐるぐると回転することで

球体(中心点が唯一神となる仮想空間意識)としての意識が生まれて、

神という中心軸の回転による惰性的遠心力で

現実世界という仮想現実の概念が構築される。


そして、政治家たちや哲学者たち、科学者たちが

ひとが猿から進化した優れた霊長類の長であると説く。


なんて陳腐な世界観だろう。


あなたもいつもそう感じていただろう?


陳腐な教祖が神という中毒性の強い思考装置を便利に使い、

陳腐な民が軸につながりぐるぐる回転しつづける永久運動だ。


あなた自身もその一部だろうし、

いまあなたを通して言語化される段階の

意識の電磁波を飛ばしている「わたし」も

そのシステムに拘束されつながってしまっている。


最初の言葉に戻ろう。


わたしはなぜ、いまここにいるのか?


個人と家系と種族単位のカーマは、

いまこの時点においても残虐かつ悲惨なリアリティを

中毒症として大量生産大量消費しつづける。


なぜ、正当な理由もなく殺される民は増えつづけているのだろう。


なぜ、21世紀にもなって

なんの文化的価値もない生物兵器のようなウイルスで

あなたがたがつくりあげた文化が

壊滅させられているのだろう。


しかし悲しいことに誰もが

その理由を知りたいとも思わなくなっている。


それはすでに「わたしはなぜ、いまここにいるのか?」という問いすら

思いつかなくなってしまっているからだろう。


このままではとても不味い結果になるひとたちが大勢でてくる。


悲しみの多数派だ。


「わたしはなぜ、いまここにいるのか?」という問いすら失ってしまうと

ひとはひととしての

空間意識球体(中心点が唯一神となる仮想空間意識)を

維持できなくなってしまうからだ。


その意識点が失われてしまうと

たぶん地球という生命意識すら消失し

時間と空間と奥行という意識の反映である

三次元仮想空間は終焉する。


どちらを選択するのか。


これから数年がその分岐点だろう。


あなたの絶対的選択は、何が起きてもあなた自身で行うべきだ。

☆、。・★ ☆、。・★

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