シャングリランズ

地球人になる~ Earthling Life 5

前回からの続きです。

地球上の有機生命体のすべては無機物である鉱物の次元のうえに成り立っているという事実を鑑みれば、

わたしたちの意識と肉体の第一次元意識は鉱物界とつながる次元であるといえます。

また、18世紀以降に現れた近代科学・化学も同様に鉱物の次元の上に成り立っている神殿と言えるでしょう。


さて、現代の人類が失って久しい、鉱物界、植物界、動物界といった

精霊界とのつながり。


そのつながりは、近代以前の地球の各地に生きてきた先住民族たちのあいだでは、

ほぼ「あたりまえ」に持ち得ていた意識のベクトルです。

彼らはは精霊界とつながりをあたりまえの器官として保持し、自らの「意識」の中につなぎつづけてきたと言えます。


ネイティブアメリカンもケルト人も、古代琉球をはじめ、太平洋から東シナ海、南シナ海を

縦横無尽に航海してきた古代の海人族も

鉱物と植物、そして動物たちの精霊とのつながりを保ちながら、地球の多次元構造の調和を保ちながら

数千年から数万年に及ぶ文明をつないできていました。

そして、その霊的文明の起点のひとつがアトランティス文明であったわけです。


アトランティスでは鉱物、とくにクリスタルを文明の軸として使ってきた文明であり、

そのエネルギーを抽出し、具現化するパワーとして

自らの意識のエネルギーを媒体としていたのです。


これはどういうことかというと、

もともとクリスタルには膨大な「増幅力」「拡大力」「凝縮力」が備わっていて、

それらのパワーと自らの意識をつなぐことで

モノを動かす、存在の成長を促す、

情報を伝達する、イメージを具現化する・・といった用途において

意識と意図のエネルギーをクリスタルへと透過されることで

爆発的なパワーを抽出することに成功していたわけです。

ただアトランティス人は

現在の人類とは異なる存在であり、

人類の創造者サイドに属する種族であり、

アトランティス文明時の地球は

現在の地球の次元密度よりもはるかに振動数の高い次元に位置していたことを

考えれば、クリスタルと意識をつなぐことでエネルギーを生み出していたとしても

まったく不思議ではないわけです。


物質は現在よりもはるかに振動数が高く、「軽い」存在でした。

ゆえに巨大なスペースシップや巨大建造物を

うごかすのも意識と意図のエネルギーで
意図も簡単に可動させることが可能だったわけです。


しかし、それでも

高度なテクノロジーによるさまざまな被造物を創造、可動させるためには

膨大なエネルギーを必要していたことは現在と変わりなく、

それらの動力にまったく火力を必要としなかったということは

現在のわたしたちの文明水準がいかに原始的であるかということを知らしめる大きな情報となります。


つまり、現代に生きる人々は、科学的な世界に生きていることが

とても先進的だと過信していますが、

実はまったく野蛮で原始的な文明の中に生きているということに

気づかなければならないのです。

つづく