シャングリランズ

ブログ『シャンバラの鉱物術師』

2018年、このシャングリランズのスタートともにスタートした
たんたんのあたらしいブログ。
鉱物術からクリスタルアート、そしてメロディクリスタルヒーリングなど
たんたんのクリスタルアート、鉱物術などの話題から
鉱物を通したさまざまなメッセージをお届けします。

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 9

前回からのつづきです。ほぼ完全に、地球の意識フィールドとつながる霊的なアンテナを自ら手放してしまったわたしたちも英彦山のような巨大な霊場である山塊に入れば、わずかですが、そのパルスを感じることができます。ただ、感じても信じられない、気にしない、ありえないという物質的信念の虜になっているため感じ取ったインスピレーションを瞬時にして打ち消してしまうのです。聖地、修験場、パワースポットなどと称される山や森、あるいは水場はだいたいどこでも無数の鉱脈が無数に行き交っています。そのたくさんの鉱脈が古代から繰り広げられてきた地球規模の火山活動、地殻変動によって膨大な岩石の集積によって構成された山塊に登ることで無数の鉱脈、水脈がぶつかり合い、つなが…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 8

前回からのつづきです。多くのシャーマンたち、霊術師たちが古代から行ってきた意識の使い方と共通性があります。それは自然界、鉱物界が持つフォースと完全に意識を同期させる術。古代から人間は、この自然界が持つフォースとつながることで膨大な情報を受け取ってきたのです。本来人間には身体的精神的な能力のあたりまえのポテンシャルとして自然界が持つフォースと完全に意識を同期させる能力があるわけですが、現代のような自然科学を世界観、自然観の基盤にした信念を幼い頃から叩き込まれてしまうと、本能的に感じ、受け取れていた自然界が持つフォースからのパルスを「錯覚」「盲信」「想像の産物」として思考の分類項目にしまいこんでしまうのです。そのため、わたしたちはずいぶ…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 7

前回からのつづきです。英彦山の中腹。中津宮の社の崖下。急斜面を降りたところにミシャグジのエネルギーの発生源がありました。そこには巨大な石岩がいくつも時間とともに複雑に入り組んだ岩塊をつくりだしていました。すでに長い登山を汗まみれで登りながら英彦山が発する巨大な鉱物界のエネルギーの周波数に同調しはじめていたわたしはこの場所で完全に英彦山の巨大な鉱物界ネットワークに繋がったのを感じました。その繋がりこそ、鉱物の精霊界、鉱物界のカミたち、石神・・・ミシャグジとの繋がりということなのです。すでにわたしのブログをご覧になっている方、あるいは鉱物術、メロディワークを学んだ方ならば鉱物界とつながるということがいかなることなのか、が実感として理解さ…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 6

前回からのつづきです。なぜ、修験の山々が女人禁制になったのか。そのことについて前回書いたわけですが、その根本理由は修験の場となるような山岳地帯はとくに巨大な岩石、断崖、入り組んだ峰などによって構成されておりそういった地形には必ず複雑かつ多様な鉱脈が集中しているからではないか?と英彦山に登って実感したのです。当然、そのような険しく標高の高い山々に女性が登ることは困難であり、男性でも山に慣れていないと生命を落とすこともあったでしょう。そのような厳しい環境のなかに身を置くだけでもわたしたちの意識は変性意識になりやすくなるものです。くわえて長期間、飲食、睡眠もままならない過酷な修行を山中でつづければ当然、霊的なチャクラも開放されていきます。…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 5

前回からのつづきです。わたしの勝手な仮説ですが、そのもっとも大きな要因は弥生以前の縄文期の古代日本において本来のシャーマンは女性たちが中心だったことに要因があると思うのです。つまり、女性の方が自然界の精霊や妖怪たちに近い感性、意識エネルギーを持っていた、ということ。男性たちはどうしても縦型論理的思考と直線的時間軸で現象を思考し、理解するので無秩序が支配する自然界の霊的世界に繋がることはかなり困難なわけです。ゆえに、その左脳的な思考パターンを破壊する極限状態を体験する修行が必要になったわけです。しかし、女性の場合、すべての存在を並列、平面的な捉える感性が大きな割合を占めており、特に生理前、生理中の女性はそういった内側と外側という意識の…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 4

前回からのつづきです。前置きが長くなりましたがやっと英彦山でのミシャグジについて書く流れになってきました。まず英彦山についてすこし説明します。情報の出典元はウィキペデイアです。英彦山と書いて、ひこさんと読みます。福岡県と大分県との境にある1,199mの山塊。羽黒山(山形県)・熊野大峰山(奈良県)とともに「日本三大修験山」に数えられ山中のいたるところに山伏の坊舎跡が残っています。山伏の修験道場として古くからたくさんの修験者がこの山で武芸の鍛錬に力を入れていました。最盛期には数千名の僧兵を擁し、大名に匹敵する兵力を保持していたとも。当然、修験山なので、昔は女人禁制の山域でした。現在は女性でも登れます。ここでなぜ、修験の山域は女人禁制であ…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 3

前回からのつづきです。塞の神について調べ始めてわかったのは古代日本のさまざまな神に繋がる存在であるということ。まずは塞の神のサイは、幸・妻・障・斎・歳・性などいろいろな字が当てられており、主に村境に祀られ、悪疫悪神の侵入を防ぐ神としての性格がある。また、性病・出産・良縁・妊娠などを祈る神でもある。つまり日本古来からある原始神の一つでもあり、庚申塔、馬頭観音、月待供養塔といった防障神・生産神でもあり、子安神でもあるという複雑な信仰の対象なのです。また岐の神(クナド、くなど、くなと -のかみ)であり、アラハバキとして信仰されている地域もあります。ミシャグジ信仰がもっとも篤く信仰されていたのは信州・諏訪地方であったようです。なかでも諏訪の…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 2

前回からのつづきです。わたしは常々、鉱物の神々は、鉱脈を守護するガーディアンスピリット、つまり精霊たちである、と考え、鉱物術教室で生徒さんたちに、鉱物界の精霊たちとの繋がり方、対話の仕方を教えています。日本では縄文時代から石神を篤く信仰してきました。磐座や御嶽、あるいは森の神々として石神はどんな地域、どんな環境にも存在してその地域のシャーマニックな意識を持つ人々と繋がり交流してきたのです。ゆえに日本人はいまでも森や山、あるいは田園といった生活と繋がる自然空間のなかに自然界の神々が存在すると考え、自然を常に敬い、共生する文明を愛してきたはずでした。しかし、中央集権国家としての大和政権が列島を統治して以来、自然との共生文明は農耕文明の邪…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 1

だいぶ記事の更新が滞ってしまっていました。やっと書くモチベーションが湧いてきたので連載を再開します。わたしは自らを鉱物術師と名乗りさまざまなクリスタルを使った仕事をしてきました。すでに15年近くその仕事をしています。クリスタルについては決してコレクターでもなければ、マニアでもありません。なので、鉱物コレクターやクリスタル愛好家の方から見れば所有する鉱物の数はそれほど多くはありません。しかし、クリスタル、鉱物と繋がり受け取る情報はとても多く、人間に必要なあるゆる智慧を鉱物は伝えてくれます。わたしにとって大切なのは、鉱物をたくさん持つことではなくて鉱物との繋がりをいかに保ち、深めて行くか、なのです。そんな意識のベクトルで生きているとさま…

クリスタルドラゴン新音源、各音楽ストアにて配信開始!

クリスタルドラゴンのライブ音源『南洋組曲 熱帯密林の精霊たち』iTunes、Spotify、APPLE MUSIC をはじめ、各音楽配信ストアにて配信スタート!  もう2年前になりますが、2017年の夏に東京・四谷の「絵本塾ホール」にて行われたクリスタルドラゴンのライブ「熱帯南洋精霊音楽會」の音源『南洋組曲 熱帯密林の精霊たち』をSpotify、APPLE MUSIC をはじめ、音楽配信ストア各サイトにて配信しはじめました。クリスタルドラゴンは世界規模で活動する日本を代表する神楽太鼓アーティスト・石坂亥士とクリスタルアーティストでクリスタルボウルプレイヤー・高橋寿介(a.k.a たんたん)による即興ユニット。すでにファースト・ライブ…