前回からのつづきです。

あなたの気に入っているクリスタル・鉱物とつながりたい、

鉱脈ネットワークのなかに入って、鉱脈のガーディアンスピリットと対話したいと望むのならば、

まず、あなたは自らのインナーセルフとつながることからはじめるべきです。

なぜなら、わたしたちが顕在意識における意識状態で

メタフィジックな領域と繋がり、

その状態を保つためにはわたしたちの潜在意識から

繋がりをつくりだすしかないからです。

わたしたちが近代以降、メタフィジックな領域とのつながりを失いつづけているのは

潜在意識と顕在意識の繋がりを閉じてしまったからでしょう。

たぶんに近代的自我に対する過剰な信頼は

古代から我々がずっと受け継いできた潜在意識を通した深遠な宇宙観を

単なるオカルトか、ファンタジーの世界に押しやってしまいました。

結果的にわたしたちの文明は

自然の精霊界との繋がりを失ってしまったことの

代償としての環境破壊という搾取をつづけながら、

単なる生産と消費に明け暮れるだけの

まやかしの人生をつくりだしてしまったわけです。

話を元に戻しますが、

鉱物と繋がることは潜在意識と顕在意識の境界を溶解させることで

潜在意識のなかの自己であるインナーセルフと繋がることからはじめます。

インナーセルフとの繋がる方法は多岐にわたります。

天性の感覚として、

トランス状態に入りやすいひとは

どの民族にも一定数いますが、

本能的に精霊たちのエネルギー、あるいはとても強い意識エネルギーの存在を感じ取ると

自動的にトランス状態に入ってしまうひとたちは

意識の方向性がつねにインナーセルフと繋がりやすくなっている、と言えます。

反面、トランス状態に入りやすいひとは

顕在意識からのコントロールを完全に失ってしまうので

インナーセルフの膨大なエネルギーを

「対話」として受け取ることができずに

エネルギーの渦に巻き込まれてしまうからです。

いわゆる「イタコ」「クチヨセ」「巫女」と呼ばれているひとたちは

センタリングとアンカリングした状態での「対話」を超えて、イ

ンナーセルフを通してつながってしまうさまざまな霊的エネルギーに

飲み込まれてしまう危険性をつねにはらんでいます。

むしろ、顕在意識に意識をアンカリングした状態を保ちながら

潜在意識の奥底へコネクトする方法のほうが

さまざまな存在と的確につながることができるわけです。

つまり、伝統的とも言える瞑想法によって、

インナーセルフとつながることによって

鉱脈ネットワークのなかに入って、鉱脈のガーディアンスピリットと対話することが

もっとも的確で安全な方法だと言えます。