地球の聖地・祈りと鎮魂のためのアンクシリーズ
#ANKH005 地中海のためのアンク
Mediterranean、地中海。この名称の語源は「大地の真ん中」を意味するラテン語のmediterraneus メディテッラーネウス（medius 「真ん中」 + terra 「土、大地」）に由来しています。
地理的には西をジブラルタル海峡で大西洋と接し、東はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を挟んでマルマラ海と黒海につながる海域。19世紀に掘削されたスエズ運河の開通以降は紅海を経由してインド洋につながるようになりました。
海域の気候は、内海であるため、比較的波が穏やかでまた沿岸は複雑な海岸線に富んでいるため良港に恵まれ、3つの大陸を往来することができることから、古代から海上貿易が盛んで、古代ギリシア文明、ローマ帝国などの揺籃となりました。
古代より地中海沿岸では多くの民族が栄えました。最初に文明が栄えたのは東地中海で、エジプト文明をはじめ、アナトリアのヒッタイトやクレタ島のミノア文明、ギリシアのミケーネ文明などが盛んに交易をおこなわれ、なかでもミノア文明は地中海のただなかにあり、沿岸の各文明と盛んに交易をおこなっていました。
しかし、紀元前1200年ごろ、前1200年のカタストロフと呼ばれる大変動がこの地域を襲い、海の民と呼ばれる人々の襲撃によってヒッタイト・ミノア・ミケーネは崩壊、エジプトも大きく力を落とし、やがて、紀元前12世紀ごろから、地中海東端、現在のレバノン付近に居住していたフェニキア人が地中海交易を開始。同時期には古代ギリシア諸都市も沿岸交易を開始し、地中海沿岸にはフェニキアとギリシアの多くの植民都市が建設されていきました。
イスタンブール（ビザンチウム）、ナポリ（ネアポリス）、マルセイユ（マッサリア）、パレルモ、メッシーナ、シラクサなど、この植民都市に起源を持つ都市は現在でも多く残っています。この時期から、地中海においてはガレー船が多用されるようになった。地中海では風向きが安定しないため純帆船の使用は遅れ、17世紀に技術進歩によって帆船にとってかわられるまではガレー船が地中海の船舶の主流となっていた。
紀元前8世紀頃には、地中海中央部で共和政ローマが強大化し、ギリシア諸都市や沿岸諸国を次々と占領していき、最終的に紀元前30年にプトレマイオス朝エジプトを併合して、地中海はローマ帝国の内海となりました。強大な帝国となったローマを支える大量の穀物や各種商品が運び込まれ、地中海全域が統一政府のもとにおかれたことで海運は活発化し、地中海全域が一つの経済圏となったのです。
その後も中世から近世、現代まで欧州大陸の文明の変遷の中心となり、多様な文化を生み出してきたエネルギーの源としてその美しい海はわたしたちを魅了しつづけています。
そして、何より重要なことは、この地中海が、欧州文明と中近東文明の中心として栄えたその大元にアトランティス文明の存在があったということでしょう。
アトランティス文明は、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した伝説上の広大な島、および、そこに繁栄したとされる地球全体を支配した大帝国です。プラトンの時代の9000年前に海中に没したと記述されています。正確な情報は存在しませんが、たくさんの霊的な指導者たちが古代よりその存在について語っています。
アトランティス帝国の文明は現在のテクノロジーの水準を遥かに超えるほど高度なもので、そのエネルギーの源はクリスタルより生み出していたとも言われています。また、アトランティス人は、現在の人類とは別の系統の人種であったとも語られています。
現在の人類においては、アトランティス人のカルマを背負って転生している人たちも多く存在し、アトランティスが最終的に引き起こした地球規模のカタストロフィーの負のカルマの解消のために、彼らは現在の時代のさまざまな矛盾、対立、混乱に向き合い、統合に向けて意識的、無意識的に生きているのでしょう。とくにクリスタル、鉱物に深く関わりを持つ人はその傾向が顕著なようです。
「地中海のためのアンク」は、地中海文明の基盤となったアトランティス文明の華やかな文化、そして地中海の持つ女神的な美しさをアンクのエネルギーを通して発信する作品です。
クリスタル文明の智慧と美に惹かれてる人たちにとっては、その高振動を保持する繊細かつダイナミックなバイブレーションはハートチャクラからクラウンチャクラの上部チャクラを活性化してくれるでしょう。
◎アンクについて
◎地球の聖地・祈りと鎮魂のためのアンクシリーズ
作品情報
ANKH005 『地中海のためのアンク』
2019制作
F20 キャンバス（727mm × 606mm）
アクリル
使用したクリスタル：ブランドバーグ・アメジスト
さまざまな鉱物の粉末
Photo by Nonoko Kameyama
原画 ：440,000 yen
ジークレー版画での販売もございます。
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