シャングリランズ

ブログ『シャンバラの鉱物術師』

2018年、このシャングリランズのスタートともにスタートした
たんたんのあたらしいブログ。
鉱物術からクリスタルアート、そしてメロディクリスタルヒーリングなど
たんたんのクリスタルアート、鉱物術などの話題から
鉱物を通したさまざまなメッセージをお届けします。

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 3

前回からのつづきです。塞の神について調べ始めてわかったのは古代日本のさまざまな神に繋がる存在であるということ。まずは塞の神のサイは、幸・妻・障・斎・歳・性などいろいろな字が当てられており、主に村境に祀られ、悪疫悪神の侵入を防ぐ神としての性格がある。また、性病・出産・良縁・妊娠などを祈る神でもある。つまり日本古来からある原始神の一つでもあり、庚申塔、馬頭観音、月待供養塔といった防障神・生産神でもあり、子安神でもあるという複雑な信仰の対象なのです。また岐の神(クナド、くなど、くなと -のかみ)であり、アラハバキとして信仰されている地域もあります。ミシャグジ信仰がもっとも篤く信仰されていたのは信州・諏訪地方であったようです。なかでも諏訪の…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 2

前回からのつづきです。わたしは常々、鉱物の神々は、鉱脈を守護するガーディアンスピリット、つまり精霊たちである、と考え、鉱物術教室で生徒さんたちに、鉱物界の精霊たちとの繋がり方、対話の仕方を教えています。日本では縄文時代から石神を篤く信仰してきました。磐座や御嶽、あるいは森の神々として石神はどんな地域、どんな環境にも存在してその地域のシャーマニックな意識を持つ人々と繋がり交流してきたのです。ゆえに日本人はいまでも森や山、あるいは田園といった生活と繋がる自然空間のなかに自然界の神々が存在すると考え、自然を常に敬い、共生する文明を愛してきたはずでした。しかし、中央集権国家としての大和政権が列島を統治して以来、自然との共生文明は農耕文明の邪…

石神(シャクジン)・ミシャグジと繋がる英彦山行脚/鉱物の精霊神 1

だいぶ記事の更新が滞ってしまっていました。やっと書くモチベーションが湧いてきたので連載を再開します。わたしは自らを鉱物術師と名乗りさまざまなクリスタルを使った仕事をしてきました。すでに15年近くその仕事をしています。クリスタルについては決してコレクターでもなければ、マニアでもありません。なので、鉱物コレクターやクリスタル愛好家の方から見れば所有する鉱物の数はそれほど多くはありません。しかし、クリスタル、鉱物と繋がり受け取る情報はとても多く、人間に必要なあるゆる智慧を鉱物は伝えてくれます。わたしにとって大切なのは、鉱物をたくさん持つことではなくて鉱物との繋がりをいかに保ち、深めて行くか、なのです。そんな意識のベクトルで生きているとさま…

クリスタルドラゴン新音源、各音楽ストアにて配信開始!

クリスタルドラゴンのライブ音源『南洋組曲 熱帯密林の精霊たち』iTunes、Spotify、APPLE MUSIC をはじめ、各音楽配信ストアにて配信スタート!  もう2年前になりますが、2017年の夏に東京・四谷の「絵本塾ホール」にて行われたクリスタルドラゴンのライブ「熱帯南洋精霊音楽會」の音源『南洋組曲 熱帯密林の精霊たち』をSpotify、APPLE MUSIC をはじめ、音楽配信ストア各サイトにて配信しはじめました。クリスタルドラゴンは世界規模で活動する日本を代表する神楽太鼓アーティスト・石坂亥士とクリスタルアーティストでクリスタルボウルプレイヤー・高橋寿介(a.k.a たんたん)による即興ユニット。すでにファースト・ライブ…

人類とクリスタルの物語 16

前回からのつづきです。前回の記事で鉱物と人間の意識の繋がりは可能である、、、、という仮説について書きました。そして、いかにつながるかが重要だとも書きました。この件については、このブログの過去記事を読んでいただければ鉱物との繋がり方、対話のコネクションの具体的経路について書いてるので、よくわかると思います。では何故、改めて、鉱物との繋がりについて書いたのか。理由は、エメラルド・タブレットの存在は、実は未だ碑文の実物は現存せず、10世紀ごろにアラビア語からラテン語に訳された写本があるのみという謎の存在ゆえのこと。多分、手に触れる存在としてのエメラルドタブレットは実は意味はないのだと私は解釈しているのです。ここでエメラルドタブレットの概要…

人類とクリスタルの物語 15

前回からのつづきです。わたしがお伝えしている「鉱物術教室」にはクリスタルにつながり、対話するという講座があります。常識で考えれば、人間の意識がクリスタル、鉱物につながる、まして対話するなど考えられないことでしょう。しかし、本来わたしたち人間の肉体は五大元素から構成されており、木・火・土・金・水のエレメントが「ヒューマン・ユニフォーム」の基本要素であるわけです。一方、地球のすべての存在もこの五大元素によって、その生命基盤を保っています。このことから人間と鉱物の意識のつながりを考えればとてもシンプルに人類と鉱物、人類と植物、人類とすべての有機物、無機物は振動数の領域が一致しているのだ、、、、と考えたとしてもおかしくはありません。つまり、…

人類とクリスタルの物語 14

前回からのつづきです。多分、このブログの読者の皆様も書籍としての「エメラルド・タブレット」は読まれた方もたくさんいらっしゃると思います。多くの人は読んでもその意味が今ひとつピンとこない、意味はわかるけれど、本質的なことは書いていないと感じる、という感想を持ったことと思います。それは何故か。クリスタルのエネルギーとつながるワークをしていると気づくことですが、クリスタル自体に情報が保存されている、あるいはクリスタルを媒体として、まったく異なる次元、時間、空間につながることができるのです。つまり、エメラルドタブレットとは、単なる文字が刻まれたエメラルドの石板ではなく、膨大な情報が保存された高度な情報記憶媒体、あるいはもともとアトランティス…

人類とクリスタルの物語 13

前回からのつづきです。アヌンナキとシリウス人、そしてマルドゥークの三種族により開発された意識の乗り物であり、モビールスーツとも言える「ヒューマン・ユニフォーム」のなかに閉じ込められてしまったアトランティス人。しかし、自ら意思で高密度に物質化が進行する次元での意識の進化を探求する冒険するために「ヒューマン・ユニフォーム」のなかにダイブしたアトランティス人のグループもいたであろう、と前回、わたしは推論しました。しかし、この物質次元な魂を挿入するということは、非物質次元におけるあらゆる情報、記憶、能力を失うことになり、「帰れなくなる」という大きなリスクをはらんでいる・・・。この「帰れなくなってしまう」ことをどう解決するための「装置」が「エ…

人類とクリスタルの物語 12

前回からのつづきです。アヌンナキとシリウス人、そしてマルドゥークの三種族による共同作業によって、アトランティス人の魂は三次元レベルの現実に閉じ込めておくためのヒューマン・ユニフォームを使って、三次元レベルの現実のなかに固定されてしまいました。つまりアヌたちの「奴隷」として完全に支配されたのです。何故、高度な意識水準にあるアトランティス人がそのような「陰謀」にはまってしまったのか・・・。ネルダ博士は、アトランティス人は「無垢すぎた」と語っています。しかし、わたしの見解はもっと複雑で、前回の記事でいくつかの理由を挙げました。つまり、高密度に物質化が進行する次元での意識の進化を探求する冒険を試みたグループもいたであろう、ということです。し…

人類とクリスタルの物語 11

前回からのつづきです。何故、高度なテクノロジーと意識レベルを達成していたはずのアトランティス人がアヌンナキたちの陰謀に対して無力だったのか・・・、これはわたしの推論ですが、アトランティス文明末期の波動が著しく低下した状態において、帝国の中の植民地の「無垢な民族」がこのヒューマン・ユニフォームの中に閉じ込められてしまったは、アトランティス人そのものというよりもアトランティス帝国のなかのさまざまな種族が多く取り込まれているのではないか、ということ。さらには、物質次元での意識の進化体験を体験するために意図的にヒューマン・ユニフォームの中に入っていったアトランティス人たちもいるであろう、と、推測しています。アトランティス帝国のなかのさまざま…